システムエンジニアは激務が続くことが多く、ストレスを抱えやすい仕事といえます。とにかく仕事量が多くなりがちで、納期が迫っているのに残業しても終わりが見えず、徹夜を何日間もして心身が疲弊しきってしまうことも多々あります。納期に焦りながら仕事を続けることでストレスがたまり、気付いた時には体も心も壊れていた、という事態に陥りがちです。
また、突然システムトラブルが起きて、真夜中に呼び出されることもあります。せっかく家でくつろいでいたのに突然仕事に呼び出されると、心に負担がかかってしまい、ストレスの元となります。それに加えて、システムエンジニアはパソコンに向かっている時間が多く、何時間も同じ姿勢で作業を続けたり、目を酷使しがちです。こんな環境は体にも悪いでしょう。
そんなストレスを解消するためには、まずパソコンから離れることが大切です。外に出て自然に目を向けてみたり、体を動かして血の巡りを良くしてみましょう。少し散歩をするだけでも気持ちをリフレッシュすることができ、気力を回復することができます。
仕事を頑張ったご褒美に、好きな物を沢山食べるのもおすすめです。美味しい肉や甘いスイーツを摂取して、体の内側から癒されてみてはいかがでしょうか。
趣味があるなら、それに没頭してみるのもよさそうです。そんな時間がないという時は、5分間だけでも仕事のことを頭から追い出して、目を瞑ってみるといいでしょう。好きな人や物のことを考えれば、気持ちも前向きになれます。自分の心と体を大切にして、休憩をしっかりとれば、仕事にもじっくりと向き合うことができそうです。
こうした自分なりの取り組みは、システムエンジニアとして業界を渡り歩くために必要で、個々の仕事による心労の要因と適切な対処法を知り実践することで、上手くストレスと付き合っていくことができるでしょう。